こんにちは、shintaroです。
本は興味があるものを手当たり次第にアマゾンや楽天で買うのですが、ちらっと最初だけ読んで本棚の肥やしになるものも多く、最近はなかなか最後までしっかり読むことがありません。
そんななか、久しぶりに完読した本がありましたので、紹介したいと思います。
降伏論 「できない自分」を受け入れる 高森勇旗
「頑張っているのに成果が出ない」と悩んでいる人にはピッタリの本です。
今の好ましくない現状は、自分か過去から積み重ねてきた無数の意思決定の結果であり、その一つ一つの意思決定を変えていかなければ、また同じ結果を繰り返す。では具体的に何を変えていけばよいのか。それがロジカルに、かつ具体的に書かれています。
著者は元横浜ベイスターズのプロ野球選手で、いまは延べ50社以上の経営改革にかかわるビジネスコーチとして活躍されている高森さん。
元プロ野球選手という経歴だけでも興味をそそられますが、読み進めていくうち、著者が常に自分と向き合い、自分を高めてきた人なんだなと感じることができます。
特に心に残った部分を抜き出して要約してみます。
- 「終了」と「完了」の違い。「終了」は時間などの外部要因によって物事が終わること。それに対して「完了」は自らの意思によって区切りをつけること。「完了」していない「未完了」の状態は、その人のエネルギーを確実に奪っていく。「未完了」の状態を作らないことが、パフォーマンスを上げる。
- 圧倒的な数をこなせば成果は確実に出る。先に効率を追求しない。数をこなせば効率は自然と上がっていく。
- 常に相手を勝たせる。「すみません」を「ありがとう」に置き換える。相手に対してマウントは取らない。気持ちよくしゃべってもらう状態を作る。
前半は、すぐにでも実践できそうなノウハウが具体的に書かれており、すぐにでもやってみたい、いや、やらねばならないと思わせる内容なのですが、後半にいくにしたがって、人としての生き方や自己実現に関するような深い内容になっていきます。
この前半から後半への流れもとてもよく考えられていて、著者が具体的に悩んで解決してきたことが徐々に深いところに達していく様が、著者の追体験をしているようで、心に沁みました。
おすすめの一冊です!


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